転ばぬ先のTsue

Korobanusakino杖
http://blog.livedoor.jp/mojin_no_tsue/

隈研吾

熱帯建築家 ジェフリー・バワの冒険

2018年は本を読むぞ。(まだか)
というモチベーション維持のために、
読んだ本のことを少しずつコメントしていこうかと。

Amazon:熱帯建築家: ジェフリー・バワの冒険

books_bawa_boken


ジェフリー・バワについてはこのブログでも何度か書いたことが
あったような気がするので深くは言及しないのですが。

私はジェフリー・バワのファンではりますが、
正直、この本はあまり面白くないです。

バワの代表的な作品である建物の様子や特徴を
ダラダラと文章で説明してあって退屈なのです。

写真も比較的多くはあるのですが、
映像と分離して文章で説明するもんじゃないな。と感じました。

最後に何ページか書かれているバワの生い立ちやらについての方が、
読み物としてはしっくり来ているのでやはり構成が悪いんだと思います。

新・根津美術館

もう去年の11月頃だったと思います。

青山にある根津美術館が改装されたというので、
訪れてみました。(このとき→

いまさらですが、長らく「書かれ待ち」になっていたので、重い腰を上げて。

art_nedu_musiam_01

杖のPCにはブログのネタに使おうと思った写真を収めたフォルダがあって
どうもそのフォルダは写真が増える一方でなかなか消化できていない。

時期が前になるほど今更書くのもなぁ。という感じになっていき、
ますます迷宮入りしていくパターンなのですが。。。

art_nedu_musiam_02

何で去年の秋のことを今更書く気にになったのかというと、
ちょうど日経新聞の夕刊の「人間発見」という連載で、
建築家の隈研吾氏を紹介していたからです。

日経の連載の中でも、竹に対する思い入れや、
環境に「負ける」建築などに対するこだわりが語られていました。

art_nedu_musiam_03

新しい根津美術館も竹を効果的に使われているのと、
庭園の緑の木々に「勝ちすぎない」建物が印象的でした。

また、そういった特性の建築物が切妻造の屋根に瓦が敷き詰められた
日本建築風であることが何かを示唆しているように感じました。

もちろん、根津嘉一郎の「日本、東洋美術」の私的コレクションの
保存と展示のために作られた美術館だからというのもあるでしょうけど。

art_nedu_musiam_04

上の写真は杖が今まで見た一番オシャレなコインロッカー(笑)

ところで、根津美術館の敷地内には木々の鬱蒼と茂った
かなりひろい日本庭園があります。

青山のど真ん中ですよ。

art_nedu_musiam_06

現在の地価で青山にこれだけの土地を持とうと思ったら・・・
でも、根津嘉一郎がここに邸宅を構えていた明治時代には、
おそらくこの一帯は文字通りの「青い山」だったんでしょうね。

敷地内にあるNEZU CAFEがかなり素敵そうだんたんですが、
かなり素敵じゃなく人が並んでいたので入るのは止めました。
またいつかチャレンジしたいと思います。

art_nedu_musiam_05

根津美術館のことを知らない人でも、
この都会のど真ん中で塀に囲まれたこの広い敷地は何だ?
と近くを通りかかって不思議に思った方もいると思います。

足を止めて観覧してみてはどうでしょう。

根津美術館
〒107-0062
東京都港区南青山6-5-1
TEL 03-3400-2536
FAX 03-3400-2436

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