めずらしく都心に出かけたついでに、
お上りさんはお上りさんらしく東京見学をしてきました。

この後、丸ビルのレストラン(居酒屋)で食事をする予定だったので、
最近、新しく古くなった東京駅の丸の内駅舎を見てきました。

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写真は全て新丸ビルの7Fのテラスから。
たくさんのピンからキリまでのカメラを持った中年男女であふれていました。

たしかに、よく考えたらオジサン趣味な気がします。

でも、今の中年も戦後生まれな訳ですから、
戦前の旧駅舎の姿に思い入れがある訳ではないですよね。

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それでも、この新しく古くなった東京駅の駅舎が万人の心を惹きつけて止まないのは、
今の若者が「三丁目の夕日」を見て、「懐かしい」と感じる何かに通ずるものを感じます。

土曜の午前の若者向けの情報番組でも取り上げられているのを、
相方とコーヒーを飲みながら観ていました。

「なんで古いものがより古くなったことが若い女子に人気なのかな?」
という杖の素朴な疑問に対する相方の回答は・・・

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「古いものが『より古くなった』んじゃないよ。」
「古いものが『レトロ可愛いく』なったからだよ。」

そうか、「レトロ可愛いか(笑)」。

そういえば、何でも「可愛い」のジャンルに分類するのは若い女性の専売特許でした!

とにかく、復刻された東京駅は一見の価値ありです。