転ばぬ先のTsue

Korobanusakino杖
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西表島

run日記 旅ランin 西表島 (2018年10月)

西表島でランニングをしてみよう。
旅ラン@西表島。

夜明け前、家族が起きる前にホテルの部屋を抜け出す。

電柱の上にカンムリワシ。
歩道でつがいで?食事中の個体にも遭遇。
驚くほど距離が近い。

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折り返し地点のうなり崎公園展望台にて夜明け。
宿泊していたホテルニラカナイからは片道約3キロ。

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岬からはダブルレインボーが見られました。
早起きは三文の徳ですね。

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ホテル前のビーチ。
写真にはあまり写っていませんが、
結構人工物のゴミも流れついていて痛々しい。

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ホテルのプライベートビーチではないですが、
日中はホテルで掃除しているのでしょうか。

翌日は反対方向の浦内川(うらうちがわ)河口のマングローブ林を見渡せる展望台まで。
こちらもホテルからは片道約3キロ。

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パノラマ写真でみてると、これまた一層と広大なマングローブ林ですね。

マングローブ林はたくさんの酸素を放出している。
走っていたら酸素が濃すぎて息苦しくなるくらいでした!?

↓↓クリックすると大きくなります。↓↓
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道中、ヤマネコに遭遇したらどうしよう?と心配しましたが、杞憂でした。(笑)
イリオモテヤマネコは島の住人でも数年に一度見かけるかどうか、という頻度だそうです。

2018 西表島(6) 三ツ星体験ファミリーピクニック(2)イダの浜

ファミリーピクニックプランの後半はイダの浜へピクニック。
イダの浜は西表島の中でも秘境のビーチ。
船を使わないと陸路ではアクセスできません。

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西表島は道路が島一周すらしていないという秘境ですから、
船でしかアクセスできない秘境ビーチはざらにあるでしょう。

このビーチが特別なのはたぶん、
「公共交通機関でアクセスできる」秘境ビーチだからだと思います。

最寄りの集落へ定期船で行き、そこから山道を徒歩10分という手段もありますが、
こちらのツアーでは白浜港からビーチに直付けしてくれます。

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ビーチに直付けされたボート。

白川港からの所要時間は15分くらい。
特に揺れることもなく大自然の景色を見ながらのんびりとしたクルーズです。

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数時間の滞在でランチ(ホテルが持たせてくれたピクニック弁当)と、
シュノーケリングを楽しみました。
台風の後ということで透明度あまり高くなく、
いつかの台風と温暖化で珊瑚がかなり傷んでいましたが、

ガイドさんが珊瑚がよく、少し魚影の濃いエリアに連れて行ってくれました。

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嬉しかったのはシュノーケリングでウミガメに会えたことです。
スポットとしては特に事前に調査していなかったので、
ウミガメがよくいるビーチとも知りませんでした。

長男(8)もウミガメと一緒に泳ぐことができていい経験になりました。

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もう一点、このツアーのよいところは、
ビーチにホテル専用のビーチハウスを持っていることです。

遊ぶための道具(シュノーケル、日除けテント、ドライスーツ、SUP等)の外にも、
簡素ではありますが、休憩のための小綺麗にされたテーブルやイスがあったり、
シャワー、トイレなどがあります。

休憩スペース。
こちらでホテルから渡されていたピクニック弁当を頂きました。

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というのも、このビーチは海水浴場として整備された場所ではないので、
トイレなどの公共設備がないんですね。

なので、これらの設備を利用するにはホテルのツアーでくる他ありません。

秘境のビーチに楽々アクセスでき、快適に滞在できる。
という点でもこちらのツアーは参加してよかったです。

2018 西表島旅行記 目次

紙ものの資料を整理していたところ、
2018年の西表島への旅行の資料が諸々出てきたので、記録として。

++++++2018年 西表島 旅行記++++++

2018 西表島(1) 西表島への道
2018 西表島(2) 星砂の浜でシュノーケリング
2018 西表島(3) 夜のジャングル体験
2018 西表島(4) 旅ラン@西表島
2018 西表島(5) 三ツ星体験ファミリーピクニック(1)マングローブカヤック
2018 西表島(6) 三ツ星体験ファミリーピクニック(2)イダの浜
2018 西表島(7) おめざめマングローブストレッチ
2018 西表島(8) 牛車で由布島

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ホテルに関しては宿泊記からどうぞ。

++++++宿泊記 ホテルニラカナイ西表島++++++
ホテルニラカナイ西表島 (1)

つづく

ホテルニラカナイ西表島 (1)

2018年の秋休みは西表島に訪れました。

八重山諸島は2009年の小浜島、2013年の竹富島滞在に続き3度目になります。
2009年の滞在では日帰りで西表にも行ったんですよね、
10年前なので記憶はあまりありませんが、記録に拠れば。

今回は石垣に前泊をして、西表で2泊の滞在になります。

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宿泊したのはホテルニラカナイ西表島。
ニラカナイというのは琉球語で理想郷を表すニライカナイから付けたそうです。

リゾート好きの基準で言えば、西表島で唯一のリゾートホテルになります。

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私の記憶が正しければ、このリゾートは当初ユニマットが開発し、
その後運営が星野リゾートになり、独立系に変わり(2018年の宿泊時)、
2019年にまた星野リゾートの運営になっていました。
「星野リゾート 西表島ホテル」という名前で運営しています。

西表島で大きなプールがあるのはこのホテルだけです。
やっぱり子供はプールがあると、分かりやすく喜びますよね。
ただ、温水ではないので、大人にはなかなかシンドイです。。

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西表島という自然環境のコンテンツは素晴らしく、
ネイチャーアクティビティもとても豊富なのですが、
経営が安定しないのはなぜでしょう。

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ロビーでは三線の生演奏がなされていて、
リゾートらしいとてもいい雰囲気です。

続く。

2009 八重山(7) 西表島カヌー(3)

展望台を出てからどれくらい漕いだでしょうか。

周りの景色はマングローブ林から熱帯ジャングルに変わってきました。
より上流の方へやってきて海水の割合が少なくなり、
マングローブが育たないエリアまでやってきたということです。

相方もいい加減疲れてしまったようで、
二人乗りのカヌーの前席でコックリコックリと寝始めました。
お昼ご飯でお腹がいっぱいになって眠くなったのでしょうか。

たまに思い出したのように申し訳程度に漕ぎ始めたりもするんですが。。。

おーい。
さすがに二人分漕ぐのは結構大変なんですが。

相方は相変わらず自由ですね。

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そうこうしているうちに、
とうとうこの川の支流まで辿りつきました。

ここらか先は川が沢になっているので、
カヌーで来れるのはここまでです。

ここが一日コースのゴール地点になります。

いやー、
さすがに結構疲れましたね。

これまで来た道のりをまたすぐに漕いで帰れ。
と言われてら少し挫けていたかもしれません。

でも、帰りは途中で通り過ぎた、
「サキシマスオウの木」まで漕いで戻り、
ここからはカヌーをボートに引き上げてスピードボートで帰ります。

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これがその「サキシマスオウの木」です。
漢字で書くと「先島蘇芳木」だそうです。

このサキシマスオウの大木は西表島の一つの名物になっていて、
仲間川の遊覧船などもこの木を折り返し地点としています。

ここいらの南国は一年中気温が高いので、
このサキシマスオウには年輪ができないんだそうです。
樹齢はこの盛り上がったこのめずらしい根っこの筋の数でわかるのだとか。

この種の中では発見されている中では最大で、
国の特別天然記念物に指定されています。

木の周りは簡単な遊歩道のようになっていますが、
歩道の下の土にはカニやら穴ジャコやらがいろいろいるみたいです。

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帰りはスピードボートで楽ちん。
風が涼しくて気持ちいいです。

このまま出発地点である仲間川の河口付近の待合所に戻り、
西表大原港まで車で送ってもらいました。

そのあとは、小浜島までまた約40分の道のりを高速船で帰ります。

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行きにはまだ完全に水の中だったところが、
浅瀬や干潟になっていたりします。

この時間はまだ潮がどんどん引いていっているようです。

東洋のガラパゴスと呼ばれる西表島。
密かに一生に一度は訪れたいと思っていました。

まだ若いうちに来られてよかったです。
歳をとってからでは一日カヌーを漕ぐのは大変ですからね。

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一日カヌーツアーの料金ですが、
ホテルのアクティビティデスクでの予約で15,800円/人(昼食付)でした。
(小浜島からの往復の運賃(2,630円)も含まれています。)

引受先の「マリンレジャー金盛」さん直接では10,500ですが、
こちらは小浜からの往復運賃が入っていません。

とすると、2,500円くらいがホテルのマージンですね。
実際は引受会社から仲介料も取っているだろうから、もっとか。

まぁ、下世話な話をするとそういうことですが、
結局のところ、一生に一度はと思っていてそれが叶った
今回の体験はもちろん「Priceless」ですから。

仲間側カヌー、体力に自信があればぜひ一日コースをお勧めします。

2009 八重山(6) 西表島カヌー(2)

気づけばお昼も過ぎ、お弁当の時間です。

どこで食べるのかと思っていたら、
潮が引いて干潟になったマングローブ林の中でした。

すごく細かい砂で、泥に近い感じでした。
潮が引いたばかりの頃は降り立つと足首まで埋まるくらい柔らかかったですが、
完全に水分がどんどん減っていき、しまいには雨の砂地くらいになりました。

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そんな地面の上にライブジャケットを座布団代わり敷いて、
ガイドさんが配ってくれた弁当をいただきました。
おかずはよく覚えてませんが、沖縄料理のおかずでした。

でも、そんな中でも我々が座っている何メートルか後ろは
完全な水たまりになっていて、いろんな生き物が動き回っています。

パッと目に留まるのはカニとかハゼとかです。
写真はハゼ。

近くを通ると一斉に水面を駆けるように逃げていきます。

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こんな自然の中で食事をしたのは久しぶりな気がします。
隣の女性に肩に尺取り虫がついてますよ。
と指摘されてしまったりして。

ふと傍らに目をやると、
すぐそこから新しい生命が芽ばえていました。

マングローブの若木。
いずれは周りの木のように立派な木になることでしょう。

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食事が終わり、また少し上流にこぎ始めると、
ひとつの見どころの展望台の入り口に到着します。

一か所、川から直接遊歩道に上がれる場所があるんです。
ジャングルの中では舟がひとつの移動手段として確立しているということですよね。

ちょっとした桟橋のようなところにカヌーを停めて少しだけ陸に上がります。

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久々の相方登場です。
とにかく暑いので、水筒が手放せません。

ちょっとした山道を登っていく間も、
小道にせり出した枝や葉っぱの上には昆虫が目にとまります。

糸トンボ、蝶、バッタ、トカゲ・・・

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15分ほど登っていくと舗装された山道と合流し、
もうすぐすこにお目当ての展望台が待っています。

展望台に登った、そこからの景色には思わず息をのみました。

高台から見下ろした一面に広がるマングローブ林。
その中を蛇行して流れる川。

遠くには我々がスタートした河口と海が見えます。
視界の中に人工物が一切見えないのもすごいですよね。

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↑クリックすると大きくなります。
せっかくのパノラマなのでめいいっぱい広げてみてください。
(少しつなぎ目が見えるかな。)

こうやって見るとかなり漕いできたみたいですね。

展望台で少し休憩してから川へ戻り、また上流へ出発です。

実は半日コースではこの展望台までは来ないんです。
こんなにきれいな景色を見れるとは、
一日コースにして本当によかったです。

もう少しだけ続きます。

2009 八重山(5) 西表島カヌー(1)

こんばんは。

仕事がトラブってまして、
午前様が続いていたの更新の時間が取れていませんでした。

少しずつですが、また更新して行きたいと思います。

2009年7月15日

この日は西表島のマングローブ林をカヌーで探検したいと思います。
昨夜のうちにホテルのアクティビティカウンターで申し込んでおきました。

半日コースと一日コースがあったのですが、
よくばって一日コースにしました。

天気だけが気がかりだったのですが、基本的には晴れているようです。
ただ、ところどころにわか雨が降っているみたいですね。

朝起きて、部屋のテラスに出てみると、
そんな天気を象徴するような景色でした。

虹の麓には宝物があるなんて話がありませんでしたっけ?
浅瀬にも宝物が沈んでいたりするんですかね。

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この日は朝が早かったので、
朝食はルームサービスにせず、レストランでビュッフェを頂いてその足で、
8時半にツアーの集合場所に行くことにしました。

これから小浜港まではホテルの送迎バスで、
小浜港からは西表島の大原港まではいつもの高速船で移動します。
小浜から西表大原港までは50分くらいの航海です。

昨日からかなり強い南東の風を吹かせていた熱帯低気圧の影響がまだ少し残っており、
風を横から受けることになる今日の航路は揺れることが予想されます。
昨日のツアーの申し込み時に情報を仕入れておいてたので、
今日は二人揃って酔い止めを服用しておきました。

薬のお陰か我々は酔わずに無事に西表に到着することができました。
乗客の中にはつらそうな方もいましたが、「惨事」には至らなかったようです。

写真は船から見た「はいむるぶし」のビーチ。
特徴的なビーチハウスですぐに見分けることができました。

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大原港に到着し、待合室の方へあるいていくと、
(空港の出口のように)我々の名前を書いた紙を持った人が待っていました。
港からは車で10分くらい走り、今回カヌーで登る仲間川の河口まで移動します。

カヌーに乗り込む前に、一人ずつ水筒を配られ、
パドルの扱い方の講習や本日のルートの簡単なブリーフィングがあります。

この先トイレはありませんので、その時は森の中になります。
というのを何度も確認されました。
大丈夫です、森の中なんて朝飯前です。

ここで半日組と一日組に分かれ、
いよいよカヌーに乗り込み出発です。

初めての人などもいるので、ペースを合わせながら、
ユルリユルリと川を遡っていきます。
杖たちは何度か経験があったので、
ちょっとしたらすぐに調子を思い出しました。

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河口付近は潮が満ちてくる時には川の流れはゆるい逆流となるので、
進むのはさほど大変ではないのですが、
この辺りはまだ少し風の影響があって少し揺れますね。

本日のガイドの何とかさん。
お名前は忘れました。
いかにも野生児といった感じの色黒で、そしていいヒトです。

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途中、マングローブ林の植物や動物の説明をはさみながら、
上流へ上流へと進んでいきます。

南国の日差しがジリジリと肌を焼きますが、
時々吹き抜ける風と体にかかる川の水とてもさわやかです。

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次回はこのツアーの中で一番感動した、
展望スポットについて書きたいと思います。
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