2009年7月15日

この日は一日シュノーケリングのツアーに出ます。

お世話になったのは皇(しめらぎ)さんという会社のツアーで、
珍しい小浜島発のシュノーケリングツアーなんです。

このツアーは八重山に来る前から予約してあったのですが、
それには小浜発という以外にも理由があったのですが、
それはまた今度書きます。

朝、ホテルのピックアップに来てくれて、小浜港まで送ってくれます。
小浜港で石垣からの高速船の到着を待ち、
石垣からの客が乗り込んでから出発します。

最初の行先は「幻の島」こと浜島。
なんか幻っぽいでしょ?(というか白昼夢っぽい?)

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この島は潮が引いたときにしか現れない砂浜だけの島なんです。

場所は小浜島と竹富島の間くらいにあります。

でも、実はこの島、必ず水中に沈むというわけではないようです。
ガイドの話ですと、かなり砂が隆起しているので今の状態では、
潮が満ちても水面から出ているそうです。

だから、幻ではないんですね。
ずっとそこにある。

ただ、台風などで激しい風が吹くと、
隆起した砂が飛ばされたりして、再び幻の島へと戻るそうです。

不思議な地形なんですね。

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まだ午前中ですが、
他のツアー会社のボートも続々とやってきます。
みんなボートを浅瀬に停留させ、半身海に入った状態で歩いて上陸してきます。

この島のビーチは砂浜といってもサラサラの砂ではなくて、
珊瑚や貝殻の砕けた砂で、裸足では痛くて歩けないくらいの目の粗さです。

杖たちも一度上陸したあと、
ボートにサンダルを取りに帰ったくらいですからね。

中にはモデルとグラビア撮影をしている、
アマチュア(たぶん)カメラマンなんかもいました。

確かに景色はすばらしいし、
なかなか幻想的な場所ではありますよね。
ただ、人はかなりいます・・・

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この島でもシュノーケリングの時間は取ってあって、
周りの他のツアーの人たちもウォーミングアップがてらに、
潜ったり、講習をしたりしています。

でも、正直言いうと、
この島の周りの海は砂地の海底の遠浅なので、
珊瑚礁もありませんし、魚はほとんどいません。
たまにナマコが転がっているくらいなもんです。

なので、ここは景色としては一見の価値はありますが、
シュノーケリングのポイントとしては一潜の価値もありません。

ただ、遠浅なので子供には安心かもしれません。

さて、しばしの滞在の後は次の目的地へ出発です。