川奈ホテルの建物を庭からみるとこのような感じです。

白い壁に赤い屋根が芝や木々の緑と空や海の青によく映えます。

最近の建物は風景に馴染むような地味色にすることが多いですから、
こういう浮き出させ系(?)のザ・リゾートという建物はどこか懐かしさを感じます。

クラシックなリゾートホテルってこういう色彩。
ぱっと空で思いつくところでは、「赤倉観光ホテル」や箱根の「山のホテル」もかな。
(どちらも一度は泊ってみたいホテル)

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前回で書いたように川奈ホテルは元来大人のリゾートとして開発された老舗ホテルですから、
我々のような子連れが楽しめるような施設はほとんど用意されていません。

また、周りから隔絶されたというほどではないですが、
観光地からは離れた場所にあるのでホテルの周辺にも遊ぶところはありません。

ホテルの中に遊べるものを二つだけ挙げるとすれば、一つはこのブランコ。
庭にある海の見える芝生の広場にポツンとブランコが一つ。

遊具というよりはアートのオブジェのようだと感じてしまいました。

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もう一つはプール。

子ども用の浅いプールもあるのですが、
我々が訪れた7月の頭はまだプール開きしておらず営業していませんでした。

あとは、テニスコートがありましたが、幼児が遊べるものじゃないですからね。。

最近ではゴルフ客依存からの脱却を目指しているのか、
女子会プランやファミリープランといった宿泊プランが用意されているようですが、
女子会はともかく(「女子」と言ってもいい歳した大人でしょうから)、
ファミリーが楽しむのはハード的に厳しいかも知れませんねぇ。

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ロビーの階段から前庭に下りていくところ。

南国の木がリゾート気分を盛り上げるのと、
さすが名門ゴルフ場だけあって芝の手入れが半端ないです。

ここはコースじゃないですよ。
ただの庭にしてこの完成度。

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最初の写真のホテルの外観に塔が写っていますが、
あそこが展望台になっています。

途中少し心配になるくらいさびれたらせん階段を上っていくと、
ホテルの敷地とゴルフコースと海を見渡せる場所にでます。

写真のゴルフコースが超名門の富士コース。
フジサンケイクラシックやフジサンケイレディースなどの有名トーナメントが行われます。

杖はゴルフをやらないので分からないですけど、
日本では珍しい海越えのショットのある素敵コースらしいですよ。

世界の何とかゴルフコース何選とかの常連らしいです。(笑)

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庭にはキレイな季節の花も植わっています。

ゴルフをせずとも天気のいいにブラブラ散歩していて気持ちのいい庭でした。
芝の手入れがいいので歩き始めの1歳3ヵ月の息子もてくてく・・・

家族連れには超おススメ!というわけではありませんし、
外資系のラグジュアリーホテルのように至れり尽くせりのサービスでもないですが、
洗練されたハイソな大人にとっては優雅な休日になることは間違いないでしょう。

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終わり。

川奈ホテル
〒414-0044
静岡県伊東市川奈1459
TEL : 0557-45-1111


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