転ばぬ先のTsue

Korobanusakino杖
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デザイン

新宿グランベルホテル (1) スーペリアダブル

わたくしは神奈川県在住なので、
東京に出張するなんてことはほとんどないのですが、
変な時間帯に仕事が入ったので新宿で宿泊することになりました。

都営大江戸線と東京メトロ副都心線の東新宿駅にほど近い立地に
新宿グランベルホテルというデザイナーズホテルがあります。

オープンは2013年とありますが、おそらく古いシティホテルのリノベーションホテルです。
部屋番号表示もほら、こんなにオシャレです。

hotel_granbell_room_04

別にいわゆる「普通のビジネスホテル」でもよかったのですが、
そこはほら、どうせ泊まるなら何かネタになりそうなホテルを探そうと、
そういう訳です。

部屋のカテゴリごとに担当のデザイナーが異なるようで、
ホテルの公式サイトには部屋のコンセプトや担当したデザイナのことが書かれています。

部屋は今回は部屋はおまかせの安いプランで泊まったのですが、
結果的には「スーペリアダブル(ツインユース可) 」だと思われます。

hotel_granbell_room_01

部屋の壁には大きなお姉さんが。
このお姉さんが何者かはよくわかりません。

この辺の部屋にはビジネスとプライベート利用を想定した2種類のデザインがあるようで、
カジュアルな部屋はデスクがなく、ソファスペースが大きいみたいです。

hotel_granbell_room_02

デザインホテルを謳っていることもあり、
電話やステレオの室内のインテリア雑貨もオシャレです。

JACOB JENSENの電話機(JACOB JENSEN T-1)に、
iPodドックになるステレオはmaxellステレオ(maxell MXSP-2300-WH)でした。

部屋の置いてあるマグカップもオリジナルデザインで、
なかなか気合が入ってます。

hotel_granbell_room_05

東新宿というと、何かこう都会的な響きがありますが、
要は新宿3丁目方面から歌舞伎町を突っ切った辺りにあたります。

すると、窓の外の景色はこうなってしまいます。
下世話な言い方をすれば、ラブホ街のど真ん中ということです。

ロビーにはオシャレなカフェなどもあるのですが、
やっぱり目の前にはラブホです。

hotel_granbell_room_03

この部屋は4階なので特に近く感じるのですが、
10階以上の上の方の階だともう少し景観はマシかも知れませんね。

ただ、眼下に移ったところで、雑然としているには違いないです。
翌朝の朝食のレストランでも実感しました。

あ、ただ部屋はオシャレで快適なのは変わらないです。

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クロスホテル大阪(1)

6月に知人の結婚式に出席するために大阪に行ってきました。

泊まるだけなのでホテルはどこでもいいか。
と思っていたのですが、大阪なんてめったに行かないので、
せっかくならどこか「面白そう」なところに泊まろうかと思い直しました。

かといって、高級シティホテルはシングルプランがないことが多いですので、
一人で泊まるに適した面白いホテルはないものかと探してみました。

hotel_cross_osaka_04

条件は以下のとおり。

 ・ シングルプランがあること。
 ・ 心斎橋に近いこと。
 ・ そして、土曜日泊なので、ご予算の問題 (笑)。

泊まったのは式場に近い「クロスホテル大阪」という、
心斎橋の中心地、御堂筋に面した、ちょっとケバい(笑)ホテルです。

真っ赤な絨毯に、真っ白な宙に浮いた宇宙船のような特徴的なフロント。

hotel_cross_osaka_02

エレベーターからの風景。

立地は心斎橋の象徴的な戎橋からほど近い、
見えている大きな通りが御堂筋です。

私は利用しませんでしたが、
左側に見えているのは昼はオープンカフェ、夜はバーになるダイニングバー。
気候のいい時期でまったりするには気持ちいいでしょうね。

hotel_cross_osaka_01

このホテル自体、デザインを売りにしているようです。

世間でいうところのデザイナーズホテルというヤツなんですが、
私はこのデザイナーズ何とかというネーミングが嫌いです。

「立案」、「計画」、「設計」、英語では全部「デザイン」なんですよね。
でも、日本語で「デザイン」というと、
どこか上っ面の見た目だけのことというイメージがないですか?

なんで、私にとってデザイナーのいない建物なんてないんです。
どんな建物も誰かが何かを意図して作っている。

そう思うんです。

hotel_cross_osaka_06

なので、ことさら「デザイナーズ何とか」と推されてしまうと、
あ、この人たちはデザインをただのコステメティックなものだと思っているんだな。

と、ちょっと微妙な気持ちになってしまうんです。

それはデザインした人に非がある訳ではなく、
売り込もうとする側に問題があると思うんですけどね。

売り込むべきはデザイナーがいることではなく、
デザインのコンセプトの方なんじゃない?と。

あれ、これ何の話でしたっけ(笑)?

hotel_cross_osaka_03

要はあれなんです。

夜中、飲み歩いていたもんであんまり滞在してないんです。
それで話を逸らして胡麻化してるんでしょうね。(笑)

でも、他に書いている人が少ないので、
何とか雰囲気だけでも伝わればと無理くり頑張っているんですよー。
hotel_cross_osaka_05

次回は一応部屋の様子をご紹介しておきます。

滞在時間4時間でした。(笑)

宿泊記へ→ 「宿泊記 目次

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nippon design travel 展

art_nippon_japan_travel_1

青山の病院で人間ドックがあり、
平日に渋谷を通りかかることなんてめったにないので、
話題のhikarieに行ってみることにしました。

hikarie自体が「働く大人女子」(謎)をターゲットにしていることもあり、
ボクのような30台半ばの「働く中年男」には、
98%関係のない(というか相手にされていない)ところです。

唯一興味が湧くのが8Fにあるアートギャラリー「8/」。
そのアートギャラリーで開催していたのが「nippon travel design」という展覧会でした。

これが目当てで寄った訳です。

art_nippon_japan_travel_2

全国47都道府県の観光資源(観光地、宿、食事処、御土産、キーパーソン)の各分野から、
特にデザイン性に優れたものをピックアップして紹介しています。

各都道府県の展示物は80cm四方くらいのテーブル一つに納められていて、
そのテーブルの上に、紹介されている場所が勝手に選んだ品がランダムに置いてある。
という感じです。

写真は栃木県の展示テーブル。
杖の旅行記に出てくるトピックスで言うと、以下のようなものが選らばれていました。

  二期倶楽部(栃木県)

  shozo cafe(栃木県)

  京町家 庵(京都府)

杖の中では旅先のプライオリティーとして海外にも国内にも優劣はありません。

日常から離れられて、居心地の良い空間と、美味しい料理があれば、
海外でも国内でも、初訪でも再訪でも、どこでも行きたいです。

日本にはまだまだ行きたいところがあるなぁ。
そう感じた展覧会でした。

扇風機カバー

(2011/6/24 文末に思うところを加筆しました)

さて、這い回る子どもが家に来てから初めての夏ということで、
扇風機の安全対策を何とかしなければなりません。

「何とか」といいつつ、
回答は扇風機カバーと決まっているんですけどね。

だって、置いたとたんコレですもの。
分かりやす過ぎます(笑)

living_fan_baby

そこで、近所のそれらしきお店をはしごして扇風機カバーを探しました。
何店かで見かけたのですが、好みのものがない。

カバーの外見は白い無地と決めていました。

大抵は中心の円の部分に(ディズニーなどの)キャラクターが書いてあったり、
ネット全体がキティーちゃんの顔になっていたりしてえげつないんです。

無地のもがあっても色がピンクとブルーしかなかったり、
しかもレースの織りでちょっと花柄の模様があったり。

そういうのは好み的にはインテリアとしてリビングには置きたくない。

最近の家電はそのもののデザインが洗練されているので、
もったいないのでカバーなんかは極力自己主張をして欲しくないんです。

もう一つ、円の中心に絵が描いてあると、
カバーが中心からずれているとすっごい気になるんです(笑)

cover_begfore

やっと見つけた(キティちゃんじゃない)白いものは円の中心に和柄の絵が描いてあり、
しかも同じく和柄のツバメの絵が描いたビロビロしたリボンが生えていました。

もう、白い無地のネットを探すのはあきらめて、
コレを買って帰って自分で手を入れて改造することにしました。

裁縫道具から糸切りバサミを引っ張り出してきて、
ネットを裏返してチクチク、シコシコ絵の部分をキレイに剥がして完成です。

cover_after

どうだ!

これでようやくリビングに置くに耐えるシンプルな扇風機カバーの完成です。
遠目から見るとカバーの存在に気付かないくらいナチュラルに馴染んでます。

この時代に絶対こういう家電やインテリアのデザインを壊さない
シンプルな扇風機カバーのニーズってあると思うんですけどね。

みつからないのが逆に不思議でした。

==========(2011/6/24 加筆)==========

この記事、アクセス件数が多いようなので、
せっかくなので、常々感じていることを書いておきます。

実は無地のカバーにこだわっていたのにはインテリア的な観点だけではなく、
もう一つ、子どもの安全対策グッズのデザインについて感ずるところがあります。

そもそも子どものいたずら防止のための処置である訳ですから、
キャラクターなどの子どもの気を引くデザインって逆効果だと思いませんか?
興味を魅かれて、近寄っていく、手を出す、外そうとする・・・

たとえば、使っていないコンセントを潰すためのカバーがありますが、
かわいいカラフルで動物の形をしたものとかけっこう売ってるんですよね。
でも、そんなの子どもが見つけたら気になって取ろうとするに決まってます。

なので、この手の安全グッズについては、
デザインは極力シンプルで味気のないもの正しいと思っています。

(こういう機能が極めて限定的な商品に付加価値をつけるにはデザインしかない
という売る側の事情も察することはできますけどねー。)

TOSHIBA F-LN6 (扇風機)

今年の夏は節電のためにエアコンの使用を減らし、
扇風機で乗り切ろうという家庭が多いと思います。

当家はもともとエアコン嫌いで、
子どもが生まれる前は、寝る前以外はほとんどエアコンを付けず、
部屋の中でも汗ダラダラで過ごす夫婦でした。

そんな訳で当家は扇風機のヘビーユーザーだったのですが、
相方が実家にあったものを、一人暮らしを経て、嫁入り道具として当家にやってきた
ベテラン選手がとうとう首ふりがうまくいかなくなってしまいました。

そんな中、メディアから今年は扇風機が品薄という情報を入手したので、
少し早めに動き出そうと5月の中頃に電器屋さんに扇風機を買いに行きました。

特別な機能のないどちらかといえば安い方の扇風機を購入したのですが、
そんな「なんでもない」扇風機の納期がなんと3週間待ち。
先週末にやっと届いたというわけです。

kaden_living_fan

特にこだわりがあった訳ではないのですが、
売り場をウロウロしながら当家にふさわしいモデルの条件を考えていました。

 ・リビングに置くことを考えると、オシャレに越したことはないが、
  デザイン家電とか呼ばれるようなメーカー製のモノもさほどオシャレ感はない。

 ・オシャレさでびぬけているのがdyson。確かにデザイン性は高いけど、
  値段が高い、うるさい、掃除がしにくいなどネガティブな評判が多い。

 ・スティック型のサーキュレーターはバランスが悪い。
  子どもが引き倒すのが用意に想像できる。

 ・寝室に置く可能性があるので、リモコンは欲しい。

 ・子どもが付けたり消したりするので、チャイルドロックがあるといい。

 ・カバーに触れると停止したり、湿度が分かったり、送風に大層な制御をしていたり、
  センサー類があまりにインテリジェントなものはオーバースペックでtoo muchかな。

そうこう考えていると、
東芝のこの「何でもない扇風機シリーズ(勝手に命名)」に辿りつくわけです。
「何でもないシリーズ」にも何種類かあって、少しずつ機能が違っていますが、
決定打になる要素が少ないので、本当に迷いました。

F-LN5~8まである下から2番目のF-LN6にしました。

届いてリビングに置いてみると、
想像以上にデザインが洗練されていてかなり気に入りました。
息子も大層気に行ったようで、ずいぶん積極的にからんで行ってます。

そして、扇風機の進化は終わりに近づいているということを改めて感じました。

TITLE 2008年1月号

20071212_maga_title_01TITLE

たまに買う雑誌。
特集に興味が湧いたときだけね。

今回の特集は、
「デザイン至上で選ぶ 美しいクルマ、美しい旅館」
杖は車にはあまり興味がないので、
後者がお目当てで購入しました。
温泉行きたいんで、その下調べの一環です。

表紙は山形の銀山温泉にある有名旅館、藤屋。
何が有名って、女将さんが外国出身だということ(笑)

2003年に杖が銀山に行った時には、
まだこんなことにはなってなかったですけど。
改装したんですね。
(2005年に改装したらしいです。)

当時我々がお邪魔したのは藤屋の斜向かいにある古山閣さん。

あ、話が出たついでにレポっちゃいましょうか。
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