転ばぬ先のTsue

Korobanusakino杖
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ザ・プリンス箱根

ザ・プリンス箱根(7)

部屋のことは(6)で終わりですが、
前回宿泊時には外のことを書いていなかったので、外の事を。

ザ・プリンス箱根はオン・ザ・ビーチならぬ、オン・ザ・湖畔に建っていまして、
したがって、ホテルの建物から出ると2分で敷地内の湖畔の散歩道に出られます。

今回も朝食は「ル・トリアノン(→)」でビュッフェを食べて、
そのままレストランから外に通じる扉から外に出て散歩しました。

hotel_prince_hakone_01

今年1月に宿泊したときは完全に冬でしたし、
天気が薄曇りだったこともあり景色も少し寒々しかったので、
あまり風景の写真は撮りませんでした。

今回の宿泊は11月初旬〜中旬くらい。

紅葉のピークではなかったですが、芦ノ湖周辺では色づき始めた頃でした。
おまけに空は雲ひとつない秋空でした。

湖畔の散歩道も朝日が差し込んでともていい雰囲気でしたよ。

hotel_prince_hakone_04

湖の方に目をやると、富士山がこの大きさ。
雪化粧もして青いそらによく映えます。

ふと東館の方をみると大きな窓に大きな富士山が映っていました。
肉眼で本物を見るより大きく見える気がします。

あれ?
こんな大きく反射するものでしょうか?

最初、建物の曲線がレンズの役割を果たして・・・
とか思ったりもしたのですが、あのガラス面が湾曲しているとは考えにくいし。

hotel_prince_hakone_03

今回は芦ノ湖の海賊船に乗りました。
芦ノ湖の湖上から見たザ・プリンス箱根はこんな風に見えます。

前に書いたか忘れましたが、
昭和の大建築家、村野藤吾氏の設計の本館。

景観を損ねないように周りの木々が成長した時に、
それらの樹木より高くならないように低層に設計されたそうです。

設計は1978で、ボクとほぼ同い年なんですが、どっしりとした佇まい。
箱根という歴史ある土地にあって引けを取らない重厚さがあります。

もう100年以上も前からそこに建っていたかのような印象さえ受けます。

hotel_prince_hakone_02

いま東京や大阪で次々オープンする外資系の高級ホテルは、
35年後の果たしてこの風格は出せるんだろうか。

バブルが終わり、ホテル業界の勢力図も大きく変わったものと思います。
日本人の消費行動も洗練されてきて、本当に良いものしか高い値段で売れなくなりました。

プリンスホテル自身も時代に合わせて、
ブランディングやマーケティングを大きく変えたことと思います。
たぶん客単価も下げてるんじゃないでしょうか。

でも、当時イケイケだったプリンスホテルが、
最高の立地に最高のものを作ろうとした心意気が伝わってくるんです。

この建物にはそういう魅力がある。
ボクがヤラレてしまったのは、そういうところなんです。

またちょっと語り過ぎちゃいましたかね。

ホテルの車寄せの紅葉もだいぶん色づいていました。

hotel_prince_hakone_05

至れり尽くせり、でもフレンドリーというサービスが好みの我々夫婦としては、
正直いうと、このホテルのサービスは少し物足りない感もあります。

でも、要所は押さえたそつないサービスではあるので、
不満を感じるということも特にはないのです。

それにあまりある箱の重厚さと立地の良さ。

ここは箱根の定宿にしたいホテルです。

おわり。

ザ・プリンス箱根
〒250-0592
神奈川県足柄下郡箱根町元箱根144
TEL:0460-83-1111


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ザ・プリンス箱根(6)

このブログの宿泊関連の検索キーワードで何気の多いのが「ザ・プリンス箱根」です。

今年の冬の2012年1月に続き2度目の宿泊です。
その際の宿泊記は(1)〜(5)としてアップしているので、そちらをどうぞ。

今回は違うカテゴリの部屋に宿泊したので続きの(6)から書きます。
宿泊したのは山側のダブルベッドの部屋です。

このホテルは前回の宿泊で満足だったのでリピートしました。

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前回は部屋から芦ノ湖も富士山も見えるスイートルームに宿泊して、
このホテルの芦ノ湖側の部屋の圧倒的なリゾート感というのは分かってはいるのですが。

今回は金曜の夜遅くにチェックインし、翌朝も朝食を食べたら出発すると決めていました。

言ってみれば、今回の3泊3日の旅行の前泊的な位置づけでしたので、
ここは部屋からの眺望は捨てて、その分少しリーズナブルな部屋にというわけです。

まぁ、リーズナブルと言ってもそこそこのお値段はするのですが、
それでもリピートしたのは、それでもコスパが良いと思っているからです。

コストパフォーマンスというのは絶対価格ではなく、
満足度に対する対価という評価軸です。

hotel_prince_hakone_12

部屋のインテリアはずっしり落ち着いてて、大人の山リゾートという感じがします。
デスクについているチェアだけがモダンなデザインです。

外側のレースカーテンと内側の遮光カーテンの間についている、
ズシっと重い木のブラインドドア(?)がより一層雰囲気を重厚にしているように感じます。

あのチェアのモダンさが部屋にいいアクセントになっているんですよね、
たぶん地味になり過ぎないようになってる。

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部屋から入口の方向を見たところ。

奥のドアが部屋の入り口になります。
見えていないですが、ドアを開けて部屋に入るとクロゼットがあります。

廊下の左側に見えているのが風呂とトイレなどの水周り。

入口のドアは手を離しただけでは最後までガチャンとしまらないのが少し注意。
気づいたらドアがちゃんとしまっていないことが何度かありました。
てへぺろ。

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洗面台は少し古さを感じます。

少し暗い気もしますかね?
ボクは特に不都合はありませんでしたが、女性は化粧をするのでどうなんでしょう?
妻は特に不満は述べていませんでしたが。。

風呂はユニットバスです。
シャワーカーテンは外に湾曲した気の効いたタイプだった気がしますが、
すみません、部屋のシャワーは使ってないのでよく覚えてません。

風呂は大浴場を使いました。

コチラのカテゴリの部屋はバスアメニティにはさほどこだわりはないみたいです。(笑)

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山側の部屋からはどんな景色が見えるのか少し気になりますか?

まあ、このホテルで芦ノ湖側を指定して宿泊しない人は、
基本的にホテルの窓からの景色は気にしないタイプなんだと思いますが。

とはいえ、自分自身は景色は気にしないと決めた後でも少し気になったので。
だって、部屋の前が駐車場だったり、ゴミ捨て場だったりだったら、
さすがにムーン・・・なので。

実際にはこんな感じでした。

hotel_prince_hakone_16

「木」です。

奥にはホテル内の道路も見えますが、
特に窓の外を眺める訳でもなければ全然気になりません。

次回は湖畔の散歩などしながら庭のことを少し。

つづく・・

ザ・プリンス箱根
〒250-0592
神奈川県足柄下郡箱根町元箱根144
TEL:0460-83-1111


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ザ・プリンス箱根(5)

ザ・プリンス箱根の朝食です。

朝食はメインダイニングのル・トリアノンで洋食ビュッフェか、
なだ万雅殿で和食をの朝食を頂けます。
それぞれの客室棟(宇宙船と呼んでいる)の1階にあります。

当家は洋食のビュッフェにしました。

hotel_prince_hakone_restraunt_01

レストランは天井がすごい高い上に、
湖畔側に全面の大きな窓があるのでとても解放感がありました。

壁の装飾からグリーンが垂れ下っているところとか、
少しジブリっぽい。(笑)

このダークブラウンに濃い青の椅子もクラシックできれいですが、
子ども用のハイチェアが大人の椅子とお揃いなのがまたよかったです。

写真には写ってないか。

hotel_prince_hakone_restraunt_02

食事のお味は・・・うーん、普通かなぁ。
後半になってくると料理が少し品薄になってくるのが残念です。

ブッフェを謳っているいる以上、
最後の客がいなくなるまで料理は揃っていて欲しいです。
個人的には。

オフシーズンで縮小営業しているのかも知れないのですが、
あと、入る時に20分くらい待たされました。

リゾートステイが目的の方ならいいでしょうが、
この後観光でもしようかという方は朝の予定が20分ずれるのは痛いかも。
まぁ、杖はリゾート地では時間にせかせかせずにゆったりしたい派なのでいいですが。

hotel_prince_hakone_restraunt_03

これは完全に余談ですが。。

学生時代に夏休みに長野県のとある湖畔の小さなリゾートホテルで
住み込みでアルバイトをしていたことがあります。

そのホテルはアルバイトの賄い飯が宿泊客の朝食ビュッフェの残りでした。
そんなこと少し思い出しました。

あのホテルはまだあるのかなぁ〜?

(確認したところ、無い様でした。残念!)

hotel_prince_hakone_restraunt_04

レストランからは湖畔の庭に直接出られるので、
待っている間に息子を連れ出して散歩していました。

朝食を食べるだけのつもりの服装で来たので大変寒い思いをしましたが。(^^;

このレストランは夜はドレスコードがあるようですので、
且つ、Webサイトにはわざわざご丁寧に「子どもは静かに」と書いてあるので気をつけましょう。

箱根に限らずザ・プリンスのメインダイニングはディナー営業では、
ドレスコードなり年齢制限なりがあるようなので気を付けないとですね。

今回は夕食とランチは外で食べたので情報はありません。
外食したそのレストランは子連れでも気がねなく、オシャレでかつ美味しいレストランだったので、
また別の機会にご紹介しようと思います。

ザ・プリンス箱根の話題は今回で終わりです。

ザ・プリンス箱根
〒250-0592
神奈川県足柄下郡箱根町元箱根144
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ザ・プリンス箱根(4)

ザ・プリンス箱根のスイートのバスルームです。

正直言ってお風呂の充実具合には驚きました。

シンクは広いけど、シングル。
強いて注文をつけるとすればシンクダブルだったらパーフェクト。

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バスタブとシャワーブース。

バスタブは子どもの入浴に使いました。
大人は子どもが寝た後に交互に大浴場にも行った事もあり、
シャワーブースは利用していないです。

バスタブは泡がぶくぶく出るジャグジーです。
全て電子化されているので、温度調節も水量調節もボタン1つでOK。

泡を出すと子ども(1歳10ヵ月)は驚いて若干パニクってましたが(笑)。

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アロマセラピューティクスというブランドで統一されていました。
詳しくないので分かりませんが、イギリスのオーガニックなアロマブランドらしいです。

AROMA THERAPEUTICS

こういうものの評価は相方にお任せするとしましょう。
美肌男子ではない杖にはよくわかりませぬ。

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洗面台の小物など。

ティッシュボックスやコップの皿が「寄木」なのが気が効いています。
箱根の寄木細工は伝統工芸。

部屋の中でここだけなんですけどね、
こういうさり気ないローカリゼーションにはとてもセンスを感じます。

プリンスホテルに対して持っていた「バブルのイメージ」とは
対極を行ってるなぁ。と。

杖の偏見なんですけどね。
でも、いい意味で裏切られるのは心地がいいことです。

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おまけ。
息子(1歳10ヵ月)です。

こうやってオムツ一枚でハイハイしているとまだ赤ん坊のようなんですが、
実際には走り回って少しずつ話し始めているくらいです。

それにしても絨毯がフカフカで、子どもの走る足音もしやしません。

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この間まで完全に赤ちゃんだと思っていて、
旅行の記事も「ベビー連れ」なんて書いていていたのに、
いつのも間にか「子連れ」というしかなくなってきました。

ただ、「子連れ」ってあまりにも範囲が広い(小学生くらいまで?かな?)ので、
検索のキーワードとしてはあまり親切じゃないと思うんです。
なので「幼児連れ」としておこうかな。

次は最終回、朝食のことを。

つづく。。。


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ザ・プリンス箱根(3)

ベッドルームです。

セミダブルのベッドが二つ。

最近は子どもと添い寝するのでベッドを付けてもらうことが多いのですが、
この時はうっかりしてお願いするのを忘れていました。

海外のホテルはダブルなりキングなりのベッドが多いのに対して、
日本のホテルはツインが多いんですね。

カップル(夫婦)が同じベッドで寝ない文化だったからかな。
布団はシングルが基本なので、分かれているのが自然だったんでしょう。
という杖の勝手な分析。

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最近、子ども(幼児)を連れてホテルに宿泊する際に一番大変なのが、
意外とベッドサイドの電話だったりするのです。

ご存知のように子どもというのが電話が大好きなもので、
目を離すと受話器を取って適当にボタンを押しまくります。

そのまま放っておくとまず間違いなくフロントにイタ電をかけることになってしまいますので、
最近は見つからないうちに、そうっと枕の下に隠しておくことにしています。

他に方法はないのか考えてもみたのですが、
ちなみにこの電話、受話器が外れているだけでホテルのスタッフがわざわざ部屋に
訪ねてきて教えてくれるくらいですので、電話線を抜いておくということもできません。。

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ベッドルームのバルコニーです。

スイートは通常のツインルーム2部屋を後から繋いだ部屋ですので、
リビングとまったく同じ形状のバルコニーがベッドルームにもついています。

ベッドルームもレイクビューという贅沢。

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ベッドルームにあるデスク。
椅子がファンシーです。

ファンシーな椅子とは関係ないですけど、ホテルのデスク引き出しの中には
大抵ポストカードが置いてあるじゃないですか?
あれ集めるのが好きです。

とてもキレイなホテルもありますし、
何で採用されたのかが分からないようなイマイチなやつもあります。

ザ・プリンス箱根のポストカードはとてもキレイでした。
ホテルの外観も敷地も被写体になく、
ただホテルから芦ノ湖の景色という珍しいパターン。

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ベッドルームにもスタンド型のテレビがあるので、
ベッドに寝転がったままテレビを観るという自堕落を象徴するような行為が可能です。(笑)

ちなみにこの部屋のバルコニーからの芦ノ湖の景色はこんな感じです。
曇り空ですが、雲が高く、うんよく富士山がきれいに見えました。

しかしこの湖は静かですねー。
たまに遊覧船が通りますが、それ以外は静寂の水面(みなも)。

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ザプリンス箱根のスイートのベッドルームでした。

次回はバスルームにしようかな。。


つづく。。


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ザ・プリンス箱根(2)

ザ・プリンス箱根の部屋の様子について。

なぜか贅沢スイッチが入ってしまい、
宿泊したのは本3Fのスイートルームです。

ザ・プリンス箱根にスイートは2007年の改装時に新設されたようです。
それまでスイートはなかったらしいので、部屋の装備は新しいです。

通常のツインの部屋を2部屋つなげた間取りになっていて、
1部屋分に玄関とリビング、ミニバー、トイレ、
もう1部屋分にベッドルームとバスルーム(トイレも)があります。

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写真はリビングからで、正面にダイニングとミニバーがあり、
左奥がベッドルーム、右奥が玄関とトイレになっています。

写真に写っていないですが、ベッドルームに入って右側にバスルームがあります。
前述のようにドーナツ型の建物に放射線状に部屋が作られているので、
真四角の部屋というのがありません。

写真を撮るとどこか曲がっているような感じがしてしまうのですが。。。

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ステレオはBang & Olufsen のBeoSound1のスタンドタイプのもの。

オシャレな部屋にはやっぱりBang & Olufsen なんだな。 →「星のや軽井沢(1)
なかなか自宅用にはちょっと手が出ないんですが。

息子がこのオーディオをずいぶん気に行ってまして、
CDを入れろと、ボタンを押せとか、自分で勝手に操作してみたりとか・・・

オモチャとしては買ってあげられないので、
ここでひとしきり楽しんでいました。

1歳9ヵ月でこういうものを引き倒したりしない程度の
分別は既にあるのでその辺は少し安心。

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オシャレな時計と室温計。

先ほどのステレオぐらいの大物には危険性の分別がありますが、
まだこれくらいのインテリア小物には容赦ないので、
こういうものは入室次第、即刻手の届かないところに撤去します。(笑)

テレビはAQUOSの40インチくらいかな?
あとはDVDプレーヤーとビデオデッキ!?がありました。

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ミニバーにはカセット型のコーヒーメーカーが置いてありました。

最近このタイプのコーヒーメーカーを置くホテルが増えてきました。
簡単だし、美味しいし、たぶん清掃も楽だし(笑)いいですよね。

コーヒーカップはNoritakeでした。
さすがにいいものを使ってますね。

ミニバーのこの高さはまだ手が届かないので、
ここはセーフゾーン(笑)。

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ロックグラスやワイングラスがひと通り揃っています。

今回は夕食を外食してのですが、
杖は車の運転があり飲めなかったのでその腹いせに?ワインを買って部屋で飲みました。

こういう鏡張りの空間はキレイなんですが、
写真を撮るときに写り込まないようにするのが一苦労なんですよね。
ブツブツ・・・

あ、すみません、こっちの話です。
部屋のスペックとはまったく関係ありませんでした。。

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スイートは当然レイクビューになっています。
リビングから見える外の景色。

レイクビューのリゾートは実は初めてですが、
海とはまた一味違ったゆったりとした気持ちになります。

つづく。。


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ザ・プリンス箱根(1)

ザ・プリンス箱根の宿泊についてです。

2012年1月に箱根に雪遊びに行こうと思っていたのですが、
息子(1歳9ヵ月)の(本格的には)初めての雪遊びということもあり、
泊りがけで行くのが安心かと思い1泊の旅行になりました。

雪遊びは箱根園につくられたソリ遊び用ゲレンデでしたので、
その近くの宿泊施設がよいなぁ。と思っていました。

hotel_prince_hakone_entrance_01

で、いろいろと宿の予約サイトなどを眺めていたところ、
とある予約サイトで、これはもしやお買い得なのではないか?というプランが目にとまりました。

値段は絶対的には決して安くはないのですが、
あくまで内容にしての「お買い得」感が、ホテル好きの心をくすぐり、
ザ・プリンス箱根に泊ることに相成りました。

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2007年にそれまで「プリンスホテル」と呼んでいたホテルを大きく3つのブランドに分けました。
ザ・プリンス、グランドプリンスホテル、プリンスホテルです。
ザ・プリンスは3つのブランドの中でも高級志向のフラッグシップの位置づけです。

なんで今更こんなことを言っているかと、
実はプリンスホテルに泊るのが初めてだからです。

どうも「アカプリ」や「苗場」やなど、どちらかというと「バブル」のイメージが強く、
昭和的なリゾート遊びよりは、静かなリゾートステイを好む我々夫婦には
縁のないホテルだと思っていたからです。

実際リゾートホテルやスキー場を次々に手放していた時期もあり、
プリンスホテルグループ自体を「バブルの遺産」だと思っていた節があります。

今回はいい意味でそのイメージを裏切られた滞在でした。

hotel_prince_hakone_lobby_01

さて、ザ・プリンス箱根の建物は昭和の大建築家・村野藤吾氏の設計です。

開業は1978年ですが2007年にリニューアルしているので、
部屋の装備や内装はとてもキレイです。

上の写真は特徴的なロビーの空間。

結婚式の際にはチャペルとしても使用しているようです。
この天井の高さがあればチャペルとしても圧巻ですよね。

hotel_prince_hakone_lobby_02

村野藤吾氏は建築とインテリアをトータルでのデザインを気にする人らしく、
ロビーに配置されたこの椅子も氏のデザインしたものだそうです。

ちなみに写真に写っているのは身長90cmの息子(1歳9ヵ月)です。
どうです?座面がとても低いでしょう?
子ども用の椅子にぴったりじゃ。

とか言って。

hotel_prince_hakone_exteria

客室はドーナツ状の円形の建物に放射線状に作られています。
我々が宿泊した東館(だったかな?)を芦ノ湖湖畔から見たところ。

このような宇宙船が東西に2棟あり、
それぞれの棟の湖側の部屋が人気のレイクビューの部屋になっています。

あとは、アネックスという別館があり、
そちらの部屋の方が本館よりはリーズナブルな価格設定だったと思います。

温泉の大浴場があるのですがアネックスにあるので、
本館からだと構内をけっこう歩くことになります。
なんだかんだと徒歩10分くらいかかったような・・・(^^;

hotel_prince_hakone_yard_01

ドーナツの中心はこのような小さな円形の坪庭のようになっています。
庭の周りはぐるっと一周廊下になっていて、
廊下の円の外側の壁に各部屋のドアが並んでいます。

そういえば、この宇宙船は3F建てであまり高さはありません。
湖畔の景観を壊さないように周りの木々より低くなるようにしてあるそうです。

最近ではよく宣伝で耳にしそうなコンセプトですが、
35年の昔から建築家はいろいろと考えていたんですね。

次回は部屋の様子かな。


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ある日の散歩道 − ザ・プリンス箱根

1月の中旬に箱根園での雪遊びのついで(?)にザ・プリンス箱根に泊ってみました。

村野藤吾設計の建物が印象的でした。

クラシックな印象であり、逆にまたモダンな印象でもあり、
客室のある本館の棟は外から見ると少し宇宙船のようでもあり・・・

重厚な不思議な建築と息子の軽やかな足取りの対比もまたオツ。

sanpo_the_prince_hakone

詳しくは「→宿泊記」に後日書きますが、
想像してよりも、(失礼)、想像以上にすごく素敵なホテルでした。

2012 箱根旅行記(幼児連れ) 目次

2012  箱根旅行記 目次

先週末に突然思い立って箱根に1泊で旅行に行ってきました。
主な目的は息子(1歳9ヵ月)に雪遊びをさせることです。

時間を見つけて随時更新していきますね。
(いつもこのパターン(反省・・・))

++++++2012年 箱根 旅行記++++++

2012 箱根(1) 箱根園(雪・ソリ遊び広場 etc)
2012 箱根(2) La Terrezaa Ashinoko(旧 AQUAPAZZA Terrace)(箱根)
2012 箱根(3) 箱根神社(九頭龍神社)
2012 箱根(4) 関所


ホテルに関しては宿泊記(こちら→)にもまとまってます。(更新中)

ザ・プリンス箱根(1)
ザ・プリンス箱根(2)
ザ・プリンス箱根(3)
ザ・プリンス箱根(4)
ザ・プリンス箱根(5)
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