2月のお伊勢参りの続きです。
これが終わらないと夏のHawaii旅行のことが書けないのです。

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2011年2月13日(日)

この日も道すがら「黒潮ダイニング パールロード店」で朝食を摂り、
今日の目的地、伊勢神宮内宮へ。

内宮の正式名称は 皇大神宮 。
皇室のルーツである天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祀っています。

伊勢神宮の内宮は2003年依頼、実に8年ぶりに訪れました。
当時は母と姉と3人で、今回は妻と息子と3人で。

時の流れを感じますね。

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五十鈴川にかかる宇治橋を渡ります。
この宇治橋は聖俗界を分ける境界と言われています。

つまり、この橋を渡ればそこは神聖な場所。
心を静めて毅然と、凛と。

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神社の参道に敷き詰められている玉砂利は、
神聖な御霊をもって場を清めるという意味があるそうです。

特に御正殿の前に敷き詰めてある白い玉砂利は、
遷宮のときに伊勢市を流れる宮川上流の河原から、自然のままの汚れていない、
きれいな丸い白石を持って来て御正殿のまわりに新しく敷きつめるのだそうです。

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正宮の参拝待ちの行列。

前回来たときも週末だったと思うのですが、こんなに混んでいませんでした。
昨今の「パワースポット」ブームの表れでしょうか?

それとも、2010年のおかげ年の名残でしょうか。
おかげ年とは約60年に一度、自然発生する伊勢神宮への参拝ブームのことです。

個人的には「パワースポット」という言葉が嫌いなので、
後者の説を推すことにします。

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神楽殿。
我々もお守りを頂いて帰ることにしました。

神楽殿の前あたりの木に抱きついている不審な中年女性を何人か見たのですが、
あれですか?例のパワー何とか的に何かあるんですかね?

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荒祭宮(あらまつりのみや)です。
天照大御神の荒御魂が祀られています。

内宮の別宮の中で最も格上の別宮で、
別宮の中でも唯一、正宮と同じ祭事が行われるそうです。

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昔の人は一生に一度は御参りしたいと言われていた伊勢神宮ですが、
文明の利器のおかげで、赤ん坊を連れた当家も無事御参りできました。

今回の旅の目的を達成したので、
あとはえっちらおっちら寄り途をしながら帰るのみです。

つづく。

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