秋も深まると温泉に入りたくなる。

実は夏でもキャンプ帰りに立ち寄り湯に入って帰ってくる。
というのをしょっちゅうやっていますので、温泉自体はよく入ります。

なので、これは完全な風情の話。
そんな訳で秋の温泉旅行として神奈川県内の湯河原温泉に
2017年の3月31日にオープンしたエクシブ湯河原離宮に一泊してきました。

エクシブには各施設にデザインのテーマがありまして、
湯河原離宮に関しては「琳派モダン」を標榜しています。

あちらこちらに金きらきんの和の装飾がアクセントに施されています。

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ネット上の評判では琳派モダンについてはどちらかというと皆さんスルーされていて、
むしろ大変な物議をかもしているのがこの部屋の配置。

オフィシャルサイトの写真をみると分かりますが、
日が暮れると、パブリックエリアから各部屋の中が丸見えになるという。。

レストランで食事中に紳士の入浴姿が見れる、とか、
人目が気になって部屋にいてもまったくカーテンを開けられない、とか。

興味津々というか、ある意味、戦々恐々としながら訪れてみました。(笑)

(公式)エクシブ湯河原離宮

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ふたを開けてみれば、アサインされた部屋は3号館という、
この水庭を囲むように配置された部屋ではなく、外向きの部屋。

外向きではありますが、視界はありませんでした。
ですが、窓の外は植栽があり、その隙間から木漏れ日が部屋に入る、
午後のひと時を過ごすリビングとしてはなかなか素敵な環境でした。

水鏡の中庭に面した部屋ではなかったので、
誰かからの視線を気にすることなく過ごすことができました。

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ベッドの間接照明も和柄の屏風絵のような仕掛けでした。
照明を全開にした状態での寝室の暗さはエクシブならではという感じです。

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こちらは部屋の風呂。
温泉です。

これまでエクシブの施設では部屋に温泉が引かれていたのは、
スーパースイートのカテゴリだけだったようです。
箱根離宮も、山中湖SVも、そのようでした。

湯河原離宮は一つしたのスイートカテゴリまで部屋が温泉のようです。

当家は部屋に温泉のあるスーパースイートのランクの部屋に泊まりました。
あ、もちろんオーナーではないんですよ。念のため。

お風呂の窓もリビングと外側の植栽に面していて、
そとからの視線はまったく気になりませんでした。

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食事に関しては、朝食は和洋中バイキング、
夕食は遅い時間しか空きがなかったため、外に食べにでました。

バイキングの料理は今まで泊まったエクシブで一番美味しいと思いました。

その他、会員権の販売は苦戦しているなんて話も聞きますが、
全般的にスタッフの方々の対応はとても丁寧で感じもよく、
一見のゲストでもとても大切にされている印象を受けました。

前回宿泊した山中湖SVの宿泊記ではサービスのことをネガティブに書いたので、
今回はそんな印象はまったく受けなかったとフォローしておきます。

エクシブ湯河原離宮
〒259-0314
神奈川県足柄下郡湯河原町宮上631-1
TEL:0465-60-2555