転ばぬ先のTsue

Korobanusakino杖
http://blog.livedoor.jp/mojin_no_tsue/

妖怪談義

愛しの座敷わらし − 荻原 浩

book_itoshi_zashikiwarasi

読んだのは文庫ですが、
ここは敢えて単行本版の画像を使わせて頂きました。

単行本の表紙がかわいかったので。

この小説、映画化されるみたいなんです。
小説が映画化されると文庫の表紙が実写仕様に変わってしまうことが多々ありますね。

杖は、本をジャケ買いしたりするタイプなので、
実写化対応されたダサイ表紙って嫌いなんです。

別に水谷豊が嫌いという訳ではないのですが、
大抵は変更後の表紙の方がダサいので。

この人の作品は読む度に杖の中で評価が上がって行っています。

「仕事や家庭で、大きな問題に躓いて苦しむ。」

という題材を扱う作家で重松清をたまに読むのですが、
若い頃は何ともなかったのに、自分の立場が当てはまるようになってくると、
彼の作品のように雰囲気が重くて、ハッピーエンドにならずに終わってしまう作風って、
もう苦しくって読んでいられなくなってしまうのです。

その点、同じ題材を扱っていても、
荻原浩の場合はタッチが軽いし、ハッピーに終わってくれるので、
なんだか救われた気持ちになります。

背負うものが重くなるってこういうところにも出てくるんだ。な。

あ、ちなみに杖がこの本を手に取ったのは妖怪が好きだからです。
そういう観点での感想はというと、
今まで耳にしたことにない座敷わらしの由来が出てきました。

マレー獏は悪夢を見ない − 大泉実成

book_bakuyume

もう何がきっかけよく覚えていないのですが、
マレー半島に夢を自在に操る少数民族がいるという話をどこかで聞いて、
何か関連書籍はないかと探してみたところコレでした。

既に絶版になっているのでAmazon marketで購入しました。

しかもなんとお値段は0円で配送料のみと!!ほぅ!
古本屋さんとしても何としても在庫を処分したかったのでしょうか(笑)

昔から悪夢に悩まされている著者がふと耳にした情報を元に、
マレー半島に住む夢をコントロールすると言われるセノイ族を取材に行くルポタージュです。

セノイの人々は夢の持つ暗示に解釈を加え、
それに基づいて夢の中でポジティブに行動することで実生活にも反映させるのですが・・・

なぜ本人たちはそれを夢コントロールと認めないのか?
なぜ学者たちはそれをアニミズムの一言で切り捨てるのか?

自らのセノイの村での滞在中の体験を通じて考察行きます。

それと同時に、(執筆当初の1994年時点)
進む森林伐採で壊れていくマレー半島の原住民の生活や、
現代的都市文化の流入が原住民の若者たちに与える影響など・・・


夢に関する部分以外でも考えさせられる本でした。

著者についてあまり知らなかったのですが、
水木しげるや中沢新一など杖がリスペクトする人物と
つながりがあることがちょっとした発見でした。

日本妖怪大全 - 水木しげる

book_yokaidaizen

水木先生の流行に乗って一冊ご紹介します。

杖はたまに本棚を中身をゴソっと売りに出したり、
引っ越しの際には本棚はほとんど空にしてしまいます。

なので、一度読んだ本はよっぽど気に入らない限り、
そのうちにbookoffあたりにドナドナされる運命です。

そんな中で何年も前から本棚に居座っているのがこの一冊です。

なぜって?

水木先生が認識している日本の妖怪を425種を図説してある上に、
文庫サイズという扱いやすさ。

これであれば、家の本棚に常備しておいて、
妖怪を見かけた際にはすぐに取りだして名前や特性を調べることができます。

家庭の医学と日本妖怪大全は、一家に一冊あると便利です。

Pen 2010年5月1日号

maga_pen_100501

Penはちょくちょく購入雑誌なんですが、
今回は水木しげる特集だったので手に取りました。

この雑誌、昔はもう少しデザイン系に寄っていた気がするんですが、
最近になって段々真ん中?に寄って来ている?
Brutusとかの他のカルチャー系雑誌との差がなくなってきた気がします。

水木しげるにはコアなファンが多いのですが、
戦争体験を背景にした生き様とか、作品のコンセプトの斬新さとか、
人を惹きつけるいろんな魅力のある方です。

ただ、杖が水木先生をリスペクトする理由はそういう難しいことではなくて、
水木先生には妖怪が見えるからです。

そこが最大のポイントです。

実は(ピザだけじゃなくて)妖怪も好きなんですよね。。あたし。

奇譚草子

20071027







夢枕獏

要は怪談話とか、都市伝説とかです。
(だけじゃないですが。)

人から聞いた話とか、自分で作った話とか…

昔、怪談話とかしたじゃないですか?
(「怪談話」っておかしいですね。机上の上みたいな。)

あるときね、気づいたんです。
自分の話す怪談を怖く聞かせる方法が。

「噛むな」とか「間(ま)をね…」とかそういうことじゃないんですよ。

かと言って稲川淳二のような表現力もいりません。


教えてあげませんけどね。

続巷説百物語

20070309京極夏彦

後ほど
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