2009年7月16日

早いもので今日はもう帰る日です。

今朝はゆっくりなので、朝食はルームサービスにして、
チェックアウトの11時までは部屋でゆっくりしていました。

今回は帰りのフライトの時間(17:15)だけ決まってますが、
それまではフリー。特に予定は決めてません。

石垣島辺りでどこか気軽に観光できるところはないかと、
「八重山なび」というフリーペーパーを眺めていたところ、
竹富島が石垣島から10分少ししかかからないということがわかり、
急き竹富島を観光することにしました。

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竹富島の港に着くと、港にいつくもの観光会社のバスが止まっていました。
この中から好きな会社を選べばよいのですが、
例のフリーペーパーで見比べてもあまり条件に違いはなさそうです。

レンタサイクルも牛車観光も値段はどこも同じ、
港にバスが並んでいるのでわかるように大抵港から集落までの送迎もついてます。

牛車の話が出ましたが、竹富島と言えば牛車観光。
コストパフォーマンス的に良し悪しはあると思いますが、
そこは旅行ですから、そういうのはナシにしてここでしかできないことを。

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というわけで牛車観光ですが、
今日、我々を竹富を案内してくれるのは「まんさく」君。
若い彼は実は八重山育ちではなく、
高知(だったかな?)の動物園から出稼ぎに来ているそうです。

牛車観光はちょっと集落を一回りして20分くらいだったと思います。
途中ガイドさんが三線片手に島唄を披露してくれたりします。

水牛はとても賢い動物だそうで、
ガイドさんが鞭を振る必要もなく道順をちゃんと覚えているし、
長い牛車を引いていてもちゃんと内輪差を計算しながら
狭い交差点を曲がっていきます。

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南国の町の素敵なところおは、道端や道に花が溢れているところですよね。
ハイビスカスの花が珊瑚岩の石垣をきれいに飾っています。

集落の中ほどには「なごみの塔」という物見の塔があって、
この塔の上からは赤瓦の町並みが360°見渡せます。

遠くは海まで見渡せますし、
この塔の上からの景色は一見の価値があります。

ただ、塔の上も階段もとても狭くて急なので、
上の人が降りてくるまでは次の人は登れないくらいです。

落ちないように気をつけましょ〜。

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牛車の観光を終えて、塔にも登り終わったら後は集落の中をブラブラと。

散歩の途中に町の学校に行き当たりました。
小学校と中学校が一緒になった学校です。

校門もないし色とりどりの花が咲いていて、
校庭には大きなガジュマルの木が立っています。
平日のこの日は学校の体育館からは子どもたちの歌声が聞こえてきます。

なんか素敵ですね。
日常感じているストレスがバカみたいに思えてきます。

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滞在2時間くらいの弾丸観光でしたが、来てよかったですね。

竹富島には星野リゾートが広い土地を所有していて、
県からは既に宿泊施設の開業の許可をもらっているらしいのです。

実は竹富島には新しく建てる建物は、
必ず平屋、外壁は木造もしくは木造風、屋根は赤瓦でなければいけないという
通称「竹富島憲章」という決まりがあります。
憲章の内容はそれだけではないですけどね。

したがって、新しくできるリゾートも現在の竹富の町のような、
竹富の伝統と環境とうまく共存できるリゾートができるといいですね。
ウォッチしておこうっと。

さて、そろそろ石垣に戻って空港に行かなければ。。。