movie_hula_girl燃料資源の主役が
石炭から石油に変わっていく時代。

炭鉱の町では閉山と
リストラが続いていました。

さびれてゆく街に活気を取り戻し、
生存して行くには新しいビジネスに
軸足を移すしかない状況で、
新しいビジネスがハワイアンなテーマパークだったわけです。

そこのダンサーの募集に集まった少女たちが主役です。

ただ、彼女たちの気持ちと努力とは裏腹に、
旧態依然とした価値観し雁字搦めにされた年寄りや男どもの、
横やりによって挫折しそうになりつつも・・・

という話なんですが、
観たタイミングがこんなご時世でしょう?

これまで頼ってきた価値観から抜け出す勇気のない人々が、
自分の意地とプライドというどうでもいい感情によって、
前に進もうとする人間の邪魔をする。

そういう構図って実社会でもあふれているじゃないですか。
イライラしますよね。

変化を拒んでに滅んでいくのは自由ですが、
人の邪魔をしちゃいかんよ。

こんなほのぼのムービーを見ながら、
妙に沸々としたものを感じる今日この頃なのでした。