20050107気になった方いるでしょうか?

日本橋の駅のローマ字表記はNihombashi、
"n"ではなく"m"です。

もったいぶってもしょうがないので、調査結果発表。

昭和22年7月26日の運輸省達第398号「鉄道掲示規程」というものがあり、
そこに駅名のローマ字表記は改修ヘボン式で書くこと。と書いてあって、
鉄道会社は「基本的には」これに従ってローマ字表記を決めいているそうです。
そうすると、B・P・Mの前にある場合のみ「ん」の表記は"N"ではなく"M"になります。

以下、「鉄道掲示規程」より抜粋。
●達第三九八号
 鉄道掲示規程を次のように定める。
 昭和二十二年七月二十六日
                 運輸大臣 苫米地義三
        〜〜〜〜〜略〜〜〜〜〜
第八條 掲示に使用する文字は、左の各号による。
 六 ローマ字のつづり方 改修ヘボン式(別表一)によること。
        〜〜〜〜〜略〜〜〜〜〜
別表一
 ローマ字(改修ヘボン式)
  一 ローマ字の綴方は左表による。
   A  I  U  E  O
  K A K I K U K E K O | KYA KYU KYO
  S A SHI S U S E S O | SHA SHU SHO
        〜〜〜〜〜略〜〜〜〜〜
  二 前號に定めるものの外は、おおむね左の例による。
   一 長音の符號には…(テキストがずれるので略)…のように「−」を用いること。
   二 揆音はB・P・Mの前はM、その他はNを用いること。
   三 揆音M・Nとその次に來る母音(Yを含む。)とを切り離す必要があるときは…
        〜〜〜〜〜略〜〜〜〜〜

以上、明日から使えるマメ知識でした。